主な修復メンテナンス実績
腕部分が折れた男性像
01.高岡市への持ち帰り修理をご提案
02.腕の復元
03.あらたな問題発生…アンカーボルトが取れない
04.足を切断
05.足部分の補強と再溶接
06.仕上~塗装
仕上げにはいろんな要素を含んでいます。
全体をみながら、表面を磨いていくわけですが、その際にも、ヒビや割れがないかを確認しています。 また、オリジナルのタッチを損なわないように、削りすぎないことも大切。 仕上げの良し悪しによって、塗装したときの陰影や趣が変わるくらいに重要な工程です。今回は、塗装の下にサビがでていたため、全身のサビ落としも兼ねて、仕上げ直しました。
仕上げ後、着色を行います。屋内か屋外かで着色の仕方も変わりますが、今回は屋外のため、最終的にフッ素コーティングを施しています。色合いは、元の色の画像、色見本があれば、再現が容易なのですが、無い場合、比較的色味の残った部分から、オリジナルの色を判断し着色します。