ジオラマ
ブロンズ・ミニアチュール
価値ある建造物を精緻で
重厚感あるモニュメントに
価値ある建造物を精緻で
重厚感あるモニュメントに
制作例:国宝 高岡山瑞龍寺青銅製模型 1/100
ブロンズ・ミニアチュールとは
精密な建築模型を、重厚感あるブロンズ鋳造で再現し、ジオラマとして仕上げたモニュメントです。
その建築物の持つ歴史や背景を顕彰する「建築の銅像」ともいえます。
歴史上の人物の銅像がゆかりの地で建立されるように、歴史を持った建築物も一つの銅像として再現されるという慶びをご提案いたします。
ブロンズ像
歴史上の人物をはじめ、あらゆる方面で活躍した人を顕彰するものが銅像です。
パブリック・アートとしての彫刻作品も多く、人々の集う空間に不可欠な存在です。
朽ちること無く半永久的に残され、時を追う毎に味わい深い佇まいとなります。
ジオラマ
ミニチュアに周辺の環境を加えて、ひとつの情景を創りだしたものです。博物館などで史跡や当時の様子の再現に用いられます。
また、鉄道模型のジオラマなど愛好家の多い分野でもあります。
建築模型
建築物のミニチュアで、主に設計プランを検証するために作るものです。無地のスチレン・ボードや木材がよく使われています。
公共建築などでは、竣工後そのまま保存・展示されることもあります。
このような方々にご提案いたします。
- 神社・仏閣の建造物の構造を俯瞰的に表現したい
- 思い入れのある建造物をメモリアルとして残したい
- 失われた建造物を創建当時の姿で再現したい
ブロンズ製ジオラマのメリット
ブロンズは鉄と違い、錆びて朽ちることがありません。世界中の公園や広場に於いて、何世紀も前に作られた銅像が当時のままの造形で現存していることからも、ブロンズという素材が持つ意味と価値は大きいと言えます。
ブロンズ鋳物の肌には独特な肌理があります。それがプラスチックの模型では表現できない、重厚な風合いを醸し出します。また、そこに施される高岡銅器の伝統的な着色は、塗装ではありません。ブロンズの成分である銅の化学変化を利用して色を表出させたり、お歯黒液や漆といった古来からの素材を重ね合わせることで彩色します。その複雑で奥行きのある色の重なり合いによって、経年変化した建物の風情を美しく再現します。
銅像制作のエキスパートが作る「建築の銅像」
繊細で重厚な存在感 ロストワックス鋳造と、素材を活かした高岡銅器の伝統的着色
ロストワックス鋳造
先ず原型(ミニチュア作品)を液状のシリコンゴムで型取り、ゴム硬化後に溶けた蝋(ワックス)を流し込みます。冷めてから取り出したものが、精密な「ワックス原型」となります。
次にワックス原型を液状の粘結材と砂でコーティングして固めます。これを窯で熱してワックスを溶かし出すと、精密さを損なわないまま鋳型が完成します。この鋳型にブロンズ鋳造します。
細部の表現が求められる彫刻作品などに多用される鋳造法です。