主な修復メンテナンス実績
2019年 長崎平和祈念像
長崎平和公園の中心に設置された高さ9.7m、重量30トンの「平和祈念像」。
建立の44年後に一度目の本格的な修復工事「平成の大改修」が行われ、この大改修を当社(分社前の株式会社竹中製作所)が請け負いました。
さらに、そこから20年後の2019年、被爆75周年(2020年)に向け「お色直し」が行われたのですが、この作業も当社が請け負いました。
01.被爆75周年に向けたお色直し
2020年が原爆投下から75年となるのを前に、劣化した表面を修復し、着色し直す作業が2019年に行われました。20年前(1999年)の像の修復に続き2度目の大修復です。
平和祈念像は、原爆の犠牲者の鎮魂と核廃絶に向けたシンボルとして、長崎県南島原市出身の彫刻家、故北村西望さんが制作し1955年に完成しました。高さ9・7メートルの青銅製の男性座像で、天を指す右手は原爆の脅威を、水平に伸びる左手は平和を表しています。