年明けから降り続けた雪も小康状態になった1月28日、早朝から岡山県勝央町の
おかやまファーマーズマーケットに「奇跡の子牛 元気くん」像を設置に行きました。
元気くんは津山市内の牧場で飼育されていましたが、生後約半年の1998年、
台風10号で氾濫した吉井川の洪水で牧場ごと流されました。
数日後、約90キロ離れた瀬戸内市沖の黄島で発見され、「奇跡の子牛」と当時話題になりました。
生還後は牧場から「おかやまファーマーズマーケット・ノースヴィレッジ」に寄贈され、
九死に一生を得た強運にあやかろうと訪れる人が絶えなかったといいます。
人間に換算すると約105歳という21歳まで生きましたが、2020年1月に永眠。
勝央町は奇跡のストーリーを後世に伝えようと広く呼び掛け寄付が集まり、この銅像が完成しました。
銅像設置に向かう道中も設置作業中も、気持ちの良い小春日和の中、作業は無事終了しました。
雪の心配もありましたが、これも「奇跡の子牛 元気くん」にあやかれたと感じる一日でした。